どのような基準で不動産鑑定業者を選びますか？
最近は不動産に関する情報が溢れています。そのような状況の中で、不動産鑑定評価を依頼する必要があるのはどのような場合でしょうか？
- 路線価が付設されていない市街化調整区域で相場感が不明･･･
- 貸している不動産の賃料を値上げしたいけど、どの程度上げられるか知りたい･･･
- 売買の交渉相手と価格が折り合わず、基準となるモノサシが欲しい･･･
- 節税のため相場よりも低く不動産を売買したいけど税務署が気になる･･･
- 争いごとになった裁判に備えるため/裁判に勝つための「質」が高い不動産鑑定評価書が必要になった･･･
- 財産分与することになって不動産の価値を知りたい･･･
- 財務諸表作成にあたって、重要性のある賃貸等不動産の時価を把握したい･･･
などなど、不動産に値付けをして、その「価値」を具体的に示す不動産鑑定評価が求められるケースは多々あります。
そして、不動産鑑定評価が必要となったとき、ネットで評価したい地名や行政区と併せて不動産鑑定業者を検索すれば（例えば「不動産鑑定業者 神戸」）、多くの不動産鑑定業者を探し当てることが出来ます。
大抵の不動産の価値は「地域性」が出るので、このような方法で依頼したい不動産鑑定業者を選ばれることが多いのではないでしょうか
ただ、依頼先を決める前に知っておいていただきたい不動産鑑定業界の実情をお伝えします。
地域のしがらみにとらわれている不動産鑑定業者が多い
「不動産鑑定を依頼したい物件の地元不動産鑑定業者がいいのでは？」
相場感は確かに地域に精通している方が優れていますから、不動産鑑定評価の目的が「相場感の把握」ならば地元不動産鑑定士が適当でしょう。
しかし、現状といえば、身内感覚が強く、地域・地元に「しがらみ」がある不動産鑑定業者が多いです。
不動産鑑定評価の目的が「相手方との交渉」の場合、相手方も地元の不動産鑑定評価をとったことから、このしがらみにとらわれて（相手方の不動産鑑定業者などに遠慮して）、依頼者のニーズからズレてしまって依頼者利益を害する可能性があります。
言い方を変えれば、依頼者利益よりも、地元での自身の立ち位置の方を気にしている（「悪口を言われたくない」「波風を立てたくない」と思っている）不動産鑑定業者が少なからず存在します。
不動産鑑定士の力量はピンキリ
医療のプロである医者にヤブ医者といわれる人がいるように、不動産評価のプロである不動産鑑定士もその力量はピンキリで幅広いものです。
同じ資格者だから同じ力量があるというわけではないのですし、長く従事しているからベテランというわけでもないです。
同じ不動産の鑑定評価であっても、依頼する不動産鑑定業者とそこに所属する不動産鑑定士によって結果（不動産鑑定評価額）は大きく変わります。
「同じ資格者である不動産鑑定士によって、結果が異なるのはおかしいのでは？」
そう思われるかもしれません。
しかし、不動産鑑定評価は判断要素が多岐にわたるため、「鑑定評価額に唯一絶対はない」、つまり「複数の不動産鑑定士が同じ不動産を鑑定評価しても一致することはない」というのが実情です。
つまり、「不動産鑑定評価 ≠ 数学」ということです。
だからこそ、鑑定評価の目的が相手方との「交渉」の場合、どのような判断に基づき鑑定評価を行ったかが十分に説明できなければ、想定していた交渉内容がまとめることができず、依頼者利益を害する可能性が出てきます。
私の鑑定経験を使い倒しませんか？
これまで私が行った不動産鑑定評価書の多くが、ご依頼者の交渉ごとに使われてきました。
その交渉ごとではその相手方も別の不動産鑑定業者の不動産鑑定評価書を取っていることもあり、その場合、不動産鑑定評価額が一致していることはなく、その金額に乖離が生じていることがほとんどでした。
わたくし村本は、「地域のしがらみなど二の次・三の次」「報酬以上の仕事をする」として、常に依頼者利益を意識した不動産鑑定評価を心掛けております。
また、豊富な経験と知識を前提とした、常に説得力ある不動産鑑定評価のアプローチから、説明に窮したことはございません。
したがって、交渉の相手方についている不動産鑑定業者に対しても、自信をもって堂々と渡り合っております。
確かに、不動産鑑定評価を依頼するにあたって、その料金は安いものではありません。
しかし、村本不動産鑑定士事務所は、高いお金を出していただけるだけの「質」の高いサービスをご提供します。
わたくし村本の不動産鑑定評価の経験を使い倒しませんか？
わたくしの鑑定経験はあなた様のご要望に添えられるものと信じております。